鮮度

コーヒーの鮮度

　コーヒーの鮮度とは、ここでは焙煎後のコーヒーについてお話しします。

コーヒーは生豆の状態では保存状態が良ければ劣化は緩やかですが、焙煎後から劣化のスピード

は格段に早くなります。

焙煎後２〜3日後あたりに飲み頃となりますが、その後は香り成分も揮発し、豆に含まれる油脂

が酸化し味が落ちていきます。

スプレモのコーヒーは香りが命！

コーヒーも「３タテ」

お蕎麦を美味しく食べるなら３タテ、「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」と

言いますがコーヒーも美味しく味わうためには３タテをお勧めします。

コーヒーの３タテは「煎りたて」「挽きたて」「淹れたて」です。

『煎りたて』

　　当店では焙煎してからの賞味期限を１ヶ月（粉・豆同様）としています
　厳密にいえば、粉の状態では豆の状態に比べ表面積が広くなるため
　酸化のスピードが早く、香り成分の揮発も早いです。

『挽きたて』

　上記と同様の理由から、コーヒーは豆の状態で保管し、飲む直前に挽くのが
理想的です。とはいえ、専用の道具（コーヒーミル、グラインダー）要りますし、
道具の性能もピンキリなのでお店のグラインダーで挽いてもらうのも一つの手です。
挽いて持ち帰った場合は１週間程度で飲みきるのが理想的です。
　焙煎後のコーヒー豆は組織の隙間に炭酸ガスが閉じ込められています。
お湯をかけるともくもく〜と粉が膨れてくるのはそのためです。
しかし、それは煎りたてのコーヒーの話。時間が経てばそれだけ炭酸ガスも
香り成分も抜けて、膨らみにくい、香りの少ないコーヒーになっていきます。
挽いたコーヒーは出来るだけ早く飲んでくださいね！
やむおえず、保存する場合は、買ってきた袋のまま出来るだけ
空気に触れない状態でフリーザーバッグに入れて冷凍庫での保存をオススメします。
　　　　　　　　　　　　
『淹れたて』

　その昔、コーヒーおかわりサービスのあるファミレスでコーヒーをもらったら
煮詰まった味のコーヒーだった。と言うことが割とありました。それは淹れた
コーヒーを保温プレートで保温していたからです。コーヒーは淹れた後からも
味が変わっていきます。保温プレートなどで加熱を続けるとさらに劣化が早まります。
コーヒーを淹れたら出来るだけ早く飲みましょう。個人的な体験上の話ですが
保温ポットに淹れたコーヒーも最長３時間くらいで飲んでしまう方が良いと思います。
それ以上は、やはり味が劣化していきます。